| 基礎データ |
30代男性、他院で根管治療を行ったごに違和感を訴えたが、様子を見ましょうと言われて不信感を持って、歯科医院をHPで検索し、当院を受診 |
|---|---|
| 治療期間 |
歯の保存が不可能であることがわかり、抜歯をさせていただいてから手術を含めて5、6回程度です。 |
| 治療費 |
45万〜 インプラント単体で45万程度の治療費がかかり、手術のためのシミュレーションや手術時のガイデッドサージェリー用の 器具などを使用しますと1本あたり60万近くになります。 |
| 主な治療 |
齲蝕治療、根管治療にて歯の保存の可否を確かめ、 その後インプラント治療を行なった症例。 |
| 治療計画 |
根管治療がうまく治っておらず、違和感を感じてい患者様が相談のため当院を受診。 実際に状況を確認してみると、歯に穴が空いている状態で抜歯をせざるを得ない状況でした。そのため、インプラント治療が必要になりました。 骨が少なかったため、鼻の横にある上顎洞(サイナス)と呼ばれる空洞の一部を押し上げる手術を併用して、インプラントを入れることとなりました。慎重にサイナス内のシュナイダーメンブレンを押し上げインプラントの固定をし、 4ケ月程度の治癒期間を経て被せ物を行いました。 見逃されていたら、炎症が広がってしまって、さらに骨は失われ、インプラントを行うことがさらに難しくなってしまっていたかもしれません。 患者様が違和感に気付いたことが幸いしたというケースです。
何か違和感があるもしくは、元の先生の治療に不信感を感じた場合は遠慮なさらずにご相談ください。
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齲蝕治療(虫歯治療)やその延長である根管治療が何よりも歯医者の治療という感じで、基本中の基本です、しかしその基本で一番大事な治療を現在の正しい方法で行うことが、わが国の保険診療では難しいため、
実際は必要のないくらい歯が削られてしまったり、必要のない神経が取られてしまうことが歯科医師の間では広く知られています。しかし、多くの歯科医師がそれを知りながら現状を変えられないでいます。
単純にマイクロスコープなどの導入コストが出せない、もしくは年齢のせいで新しい治療方法を導入することが難しい、保険の治療費では割に合わないなどの理由で、従来ながらの治療にとどまり、現在の歯科医学的にふさわしい治療が行われていないのです。
そのような現状を変えるため、我々が患者様にお伝えしているのが、保険を使わず、世界の基準もしくは、現代歯科医学の観点から見て相応しい治療を受ける選択肢を持って欲しいというものです。
これは従来からの保険治療を真っ向から否定するというものではなく、必要に応じて規制の外に出ようではないかという提案です。
実際は自由診療などを選択する際に問題になるのがやはり費用の問題ではないでしょうか、いくら質の高い治療を受けるといってもあまり高額な治療費はわが国ではいままで想定されていなかったと思うからです。
しかし、今回のケースは文字通り、上顎の奥歯の根管治療の再発もしくは、状況把握の甘さから発生しているものです、最初から適切な根管治療が行われていれば、そもそもインプラントは必要なかったと言えるでしょう。
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