2021.11.12
自由診療の勘違い
最近、自由診療という言葉が間違って使われていることが多いようです。
歯科治療の保険やその他のシステムは一般の患者様には伝わっていないのが現状のようです。
歯科治療の概念を図示しました。
参考になさってください。
ここで記載したように、保健診療、自費診療、自由診療という診療のシステムには明確な違いがあり、
保健診療と自費診療は特に我が国の定めたルールにのっとり行うことが基本となります。
いわゆる保険が効かない実費で支払いをしたから、自由診療ではありません。
図で示すように保険、自費診療は同じ線状で表現できます、自由診療は全く別の線で表現されます。
自由診療を一種の流行言葉と思っているのか、実際は自費診療を行っているのですが、自由診療をいう言葉を使用する歯科医院、歯科医師が増えてきています。
自由診療とは歯科医師法の規制以外に規制はありません。保険診療で不満をお持ちの方には、ここに答えがあります。自由診療に興味をお持ちな方は気軽にお問い合わせください。
もちろん保険診療は必要なシステムで、その範囲で行えることもありますし、不満のない方もいらっしゃいます。
そのため、当院では保険診療も行っています。
自由診療で言うところの自由とは?
真の「自由」とは、患者さんのために卓越した医療を歯科医療従事者が納得できるように提供でき、感謝される多くの患者さんたちに囲まれ、誇りやプライドを持った理想とする診療を、
診る全ての患者さんに毎日行え、理想的な診療体型を構築できる、という意味での「自由」なのです。